過去日記

やぁ。最近のこのサイトは全部、昔の更新をCGIで再表示させている訳だけど、アンテナでは捕捉出来ないようになっているので、今見ている人の殆どはブックマークかサーチエンジン経由と言う事になると思う。サーチエンジンから来たヒトはさぞかしガッカリしたかもしれない。このサイトには何も無いからね。まぁジキに復帰するだろうから気にしない方が良いと思う。

ネット上でその人が生きている事を感じられるのは、生々しい日記を読んだり、他の人間から言及されているのを見つけたりした時だと思う。で、このサイトのこの状態は、僕が居なくても一年間過去ログを表示し続けることが出来るように作ってある。一年経つとまた同じ文章が表示されるわけだ。ご丁寧に2月29日の分まで有るので、キッチリ1日一回だけ訪問していれば、一年で全部読み切れる。

もしも僕が明日死んだとしても、このサイトは自動で擬似的な更新を続けるので一見、僕はいつまでも生きている様に見えるかも知れないな、と僕は思っている。確かに一年経てば同じ文章がまたアップされるかも知れないけど、一年間も大したことのない日記を覚えているヒトも居ないだろうし、一年間同じサイトを読み続けるヒトもかなり少ないだろう。それに、過去の日記からは季節、時期を特定できたり、時事的な(つまり、内容的に古くなるような)日記はこのログループに組み込まずにハズしてある。だから読んだだけではこのサイトを「死んだ人間が運営している」とは思えないはずだ。だからここはnendoサーバが生き続ける限り絵年と更新を続けるサイトと言うことが出来る。これを墓標として考えてみるとどうだろう?僕がもし死ぬとしたらこーゆー延々と自分を語り続ける墓標こそ相応しいんじゃないかな?と思う(勿論、僕は2004年7月21日現在は死んでいないのだけど)。

すこし面白いと思う。ヒトとヒトの関係はFtoFでなく、仮想的な反応がヒトだと認識される訳だ、このインターネットと言う場所は。
ここなら僕は不老不死を手に入れた事だって簡単だ。このログループの一部に「今日、僕は26歳になりました!」なんてゆー日記を挟んでおけば良い。僕は毎年26歳の誕生日を迎えるなんて言う、ちょっとしたサザエさん的世界に仲間入りできる。

ちょっと長話が過ぎた。ここにこんな文章があるからと言って、何も変わらないと思うけど、あなたの中に何かの種を植え付けられれば良いなと思っている。どうだろう?何か感じ取れたかな?もし感じ取れたのならmikisaka@nendo.netにメールを送ってみると良い。もしかしたら本当が判るかも知れない。

『めーるのへんしんがない、ただのしかばねのようだ』

なんて事になってたりして(笑