2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

からいはうまい:椎名誠

こっちは全くもって直情的なエッセイ。韓国で辛いものをヒハヒハ食って美味かった、とゆー。こう書くと身も蓋もないけど、かなり面白かったです。韓国は割と好きでは有るのだけど、唐辛子がどこから伝わったのか?(日本からとゆー説が有力みたい。へー、へ…

ノルウェイの森(上)(下):村上春樹

久しぶりの村上春樹。僕みたいな直情的で現世的で精神も心も物理的な形でしか考えられないような低次の人間には、感覚がかなりの部分を占める村上春樹は難しいように思います。なんつーか「なんとなく面白い」以上の発見が出来ないで困ってしまう。何が言い…

秩父事件−圧制ヲ変ジテ自由ノ世界ヲ−:秩父事件研究顕彰協議会

秩父事件と言えば現場が僕の地元に近いことも有って、何かの本(確か郷土歴史資料だった)で興味深く読んだ覚えがあるのですけど、こうやって事件の登場人物の描写まで含めて細かく知ったのはこれが初めてでした。自由民権運動とか歴史の教科書でしか知らな…

全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ:サンボマスター

売れてくると変わると言うか、「あいつらは変わっちまったんだぜ」と言いたくなると言うか、まぁその辺の因果関係は知らないですけど、「電車男」以来の小中学生のファンなんかが増えてくると、なんか面白くない人たちは沢山居るのかも知れません。だけどそ…

黒盤:斎藤和義

白盤と合わせてご購入。こっちは聴きたかったけどアルバムが無くて聴けなかった「砂漠に赤い花」が!久しぶりに聴いたら懐かしさも手伝って身体が震えました。これ、僕が高校生の時、友人から借りたFireDogに入ってて、なんか直情的なロックとは違う、情緒と…

白盤:斎藤和義

mixiの斎藤和義コミュを眺めていたら、急にあの力強く切ない斎藤和義の歌声とギターの音が聞きたくなってご購入。全く事前の情報無くHMVに行ったので、とりあえず目に付いたこの白盤と黒盤を買ったのですが、2枚セットのベストアルバムみたいな位置付けなの…