Turbolinux10DでMplayer1.0pre5をインストールしました。

TL10Dで使用しているMplayerは0.92だったのだけど、ITmediaの記事で脆弱性があることを随分前に知って、1.0pre5に上げようとしたけど、makeでこけてしまい、上手く使えない。具体的にはCONFIG_X86_L1_CACHE_SHIFTが未定義であると言うエラーが出てしまう。
そこで調べたところ、ここで僕と同じ問題が出ている人が居る。但しディストリはSUSEアーキテクチャAMD64だけど。
http://lists.suse.com/archive/suse-amd64/2004-Jul/0306.html
これが回答。
http://lists.suse.com/archive/suse-amd64/2004-Jul/0321.html
コンフィグオプションは以下の通り

--with-x11libdir=/usr/X11R6/lib64
X11R6の各種ライブラリのパス指定(僕は不要かな?)
--libdir=/usr/lib64
こちらも似たようなモノ。これも要らないと思う。
--prefix=/usr
これはインストール先を決められる一般的なオプション。これも僕はデフォルトで行くので要らないと思う。詳しくは知らない。
--disable-fbdev
これだー!fbdevをdisable(非使用)に設定するオプションだ!
--enable-gui
これはGUIをenableにしてコンパイルする指定。僕はCUIな人ではないので必須(本当は良くないみたいだけどね…)。そんで次のリプライでは、

http://lists.suse.com/archive/suse-amd64/2004-Jul/0322.html

Thanks! That --disable-fbdev did the trick, it compiles clean now.I appreciate the pointer!

となっている。上手く動いたようだ。良かったねぇ。そこでもう一回上記のConfigオプションでやってみたんだけど、
make: *** [mencoder.o] エラー 1
が出てまたこけた。くそー。めげつつ調べたところ、2chの「Linuxでビデオ録画【二枚目】」でTL10Dの人が質問をしていた。回答としてはmencoderを使用しないならdisableにしてしまえば良いみたいだ。つまり--disable-mencoderです。これらを纏めると、
./configure --disable-mencoder --disable-fbdev --enable-gui
となる。これでmakeをやってみたところ、上手くインストール出来ました。やったね!但し、mencoderも使えないので不便かも知れないし(僕は元々使わないけど)。fbdevがdisableだから性能が本来の状態よりは落ちるのかも知れない。良く判らないなぁ。
これが人の役に立つか解らないけど、とりあえずここに書き残しておきます。