GPLな日本語フォントが欲しい話。

皆が自由に使えるTrueTypeフォントがあると良いなぁ、と思っていました。スラッシュドットでも度々話題になっていますが、IPAが配布を始めたフォントも再配布には条件が付くみたいだし(参考URL)、みかちゃんフォントはほぼ自由に使えるものの、フォントの販売を禁止していたりするし、常時使うにはちょっと使い辛いかなぁ(俺主観)、なんて思ったりします。できればGPLで配布されているアウトラインフォント(.ttf)があれば良いのになぁ、と。2ちゃんでそーゆーフォントがあるか聞いて見たけど、ちょっと良くわからなかった(東風もさざなみもGPLではないとゆー話を読んだ。本当?)。
そこで「無ければ自分で作れば良いじゃん」となり、みかちゃんも使っている武蔵システムのTTEditに話は進んだわけですが、ちょっと見て見ると武蔵システムさんは「手書きフォント作成サービス」なんて事もやってるんですね。これは、申し込むとペンとテンプレート用の紙が送られて来て、テンプレート用紙にフォントを手で書き込んで返送すると、それをスキャナーで取り込んで、TrueTypeフォントにコンバートしてくれるサービスだそうだ。すごいね。

JIS第一水準漢字、JIS第二水準漢字、IBM拡張文字、ひらがな、カタカナ、記号、半角英数字、半角カタカナの合計7,459文字で15,400円(税込み)

確かみかちゃんに含まれているフォントのセットもこれと同じだし、このお値段ならずいぶん安いんじゃ無いの(少なくとも自分でいちいちスキャナで取り込んで加工する事を考えたら)?まぁ自分で7千文字書くのは厳しい道のりだろうけど、でも無理な話ではないのかな*1。一日100文字書いたとしたら2ヶ月。50文字でも4ヶ月。まぁ品質が悪くなりそうだけど、それこそ完成後もTTEDitで編集できるらしいし、最初は第一水準までで申し込めば良いのかも(チキン野郎です)。それにGPLで公開すればだれかが調整してくれるかも知れない。調整した奴が再配布されたらGPLなんだから頂けば良いじゃないか!とゆー皮算用もできる。
あと、手書きフォント作成と言えば自分では72文字書くだけで、それをベースに4000文字も自動で生成してくれるサービスもあるのですね。ただしこっちは31,290円。ちょと高いなぁ*2。しかもJIS第一水準漢字(+おまけの漢字)までだし。どっちにしろフォント作成にはTTEdit以外考えてない(目に見える実績があって、一番使いやすそうだから)ので、武蔵システムでも良いような気がするなぁ…。だけど、TTEditってwindows専用なんだよね。僕、WindowsPC持ってないんですけど。これはどっかから貰うか拾うかしないとだなぁ。TTEdit専用ならしょぼくても構わないだろうし。
まとめ。

  1. 武蔵システムのサービスで作ったフォントはGPLライセンスで再配布可能かメールで聞いてみる。
  2. 〆切の期間についても6ヶ月は厳守なのか聞いてみる。
  3. Windows用のPCをどこかから調達する。
  4. 金が余ってたらスキャナも買う。
  5. フォントのお勉強をする。
  6. 同じような事を考えているひとがいないか探す。新しめのGPL(またはCCで商用可/再配布可/改編可/のライセンス)フォントとゆー考えかた。
  7. そもそもフォント開発とGPLとゆーライセンスは合うの?よくわかんないんだけど。

やることは沢山ありそうなので、途中で人知れず挫折するかも知れない。なので今後はひっそりとかんばろう。

*1:ただし、武蔵システムの場合、申し込みから返送まで6ヶ月とゆー縛りがある様子。これは要問い合わせかな

*2:でも、こっちは文字の特徴をフォントに反映してくれるので「どの漢字でもウ冠は同じ」になったりするハズで、全体的にフォントの品質は高くなるのかも