零戦は、いまも世界の空を飛ぶ

零戦は、いまも世界の空を飛ぶ (えい文庫)幸運にも破壊されず生き残ったり、レプリカとして新たに生を受けた零戦を世界中から探し出してルポしている本です。ある種のノスタルジーとか親バカ的感情だとは思いますけど、やっぱり零戦は奇麗ですね。決して全方位的に優秀だとか、傑作機だとか言う事は思いませんが、日本人の感性で作られた日本人が好きそうな性能とスタイルだと思います。
僕らがこう言った戦闘機に乗れないのは幸福な事だとは思います。ですが、戦争は抜きにしてこの戦闘機に乗ってみたいなぁ、なんて。鋭角な朝日の輝きの中に主翼を置いて、雲の上を飛んでみたいなぁ。
【感想】★★★☆☆(得るものは無いけど中々良い本だ)