狼と香辛料(5):支倉凍砂

狼と香辛料〈5〉 (電撃文庫)
5巻は今後の大きな流れの端緒になる話ですね。準レギュラーでありながら(主に女性からの)圧倒的な支持を受けそうなエーブさん(謎の女商人)が登場します。
またホロとロレンスの関係も、気持を探りあうスタンスから一歩進んで、信頼し合った上で今後を考えるような、ちょっと良い空気が生まれてきます。こーゆーのは良いなぁ、と素直に思いました。
で、本筋の商売の方も化かし合いあり、密輸ありとますますキナ臭くなっていく訳です。これだよこれ。正直、ホロとロレンスがいちゃついてるだけでもお腹いっぱいになりがちですが、そこはやっぱり商売をメインに据えて頂きたい。ありがとうございます。