狼と香辛料(1):支倉凍砂

狼と香辛料 (電撃文庫)
たまには光文社NF文庫ばかりじゃなくて、普通のライトノベルも読みたいなぁ、なんてブギーポップを読みながら思って、オンナスキー君に教えて貰ってご購入。
いやぁ。面白かったです。世界は普通のファンタジーなのですが、主人公が商人なので、剣と魔法は全く出てこないのですね。ひたすら貨幣の切り替えがどうの、売掛債権がどうの、と経済的な話と相手の裏をかく交渉事ばかりをやっている訳です。

それとヒロインである所のホロが、まぁかわいい(笑)
頭がよくて、ロレンス(主人公)を好きなだけ手玉に取りつつ、ツボを押さえたタイミングで甘えてくる訳です。この甘え方もなんつーか、若干のエロさとしおらしさを交えつつ、演技のようで時々本音が混じってるとゆー、このM男の夢みたいな女性は何ですか、と(笑)
そんな訳で久しぶりにライトノベルにずぶずぶとハマっています。一ミリも後悔してません。うはは。
1巻は二人の出会いと貨幣切り替えが主題なのですが、商人のギリギリとした交渉の雰囲気がよく出てるし、ホロがただ可愛いだけじゃなくて、商活動にちゃんと活躍しているのも良かったです。
【お勧め】★★★☆☆(ラノベ好きならどうぞ!)