村上春樹と一緒に歩いた道のりを写真にまとめた本です。勿論、写真家さんもそれなりの人なので写真自体からいろんな気持ちや情景が伝わってきます。この写真家さんは悲しみを淡々と薄めたような雰囲気を移すのが得意なんでしょうか。
メキシコを旅した時の写真もありますが(確か山岳強盗を防ぐ為にバスに武装兵士が乗り来んで来るような旅でしたっけ?)、ナチョ・リブレで出てくるような雰囲気ですね。ちょっと懐かしい感じと言うか、日本の原風景に通じるものを僕も感じます。
【お勧め】★★☆☆☆(感じ入るのがちょっと大変かも)